2025/12/04 08:33

糖尿病の靴下は、血行を妨げず、締め付けない、クッション性があり、吸湿性・通気性の良い素材が理想的です。これは、糖尿病による神経障害で感覚が鈍くなっているため小さな傷に気づきにくく、また免疫力低下で傷が重症化しやすいため、靴下で足を保護し、足潰瘍や感染症を防ぐことが目的です。具体的には、ゴムの跡が残らない「締め付けない」タイプ、縫い目が少ない「シームレス」なもの、綿や特殊素材で肌触りが良いものが推奨されます。

 

糖尿病用靴下の主な特徴と選び方

締め付けないトップ(履き口): 強いゴム跡は血行不良を招くため、リブ編みで優しくフィットするタイプを選びます。

縫い目が少ない・フラットな縫製: つま先の縫い目が平らで、足への摩擦や刺激を軽減します。

吸湿性・通気性の良い素材: 汗によるムレや細菌の繁殖を防ぐため、上質な綿(コットン)や特殊繊維(例:ギザ綿)が使われます。

クッション性: 足の裏(かかとなど)の衝撃を和らげ、保護します。

色の選び方: 足に傷ができた際にすぐに気づけるよう、薄い色の靴下が推奨されることもあります。 

なぜ糖尿病患者に靴下選びが重要なのか

神経障害(しびれ・痛み): 足の感覚が鈍くなり、靴擦れやタコ、小さな傷に気づきにくくなります。

血行障害・免疫力低下: 傷の治りが遅く、小さな傷でも感染症や潰瘍に進行しやすく、最悪の場合は足の切断に至るリスクがあります。 

ポイント

市販の「糖尿病用」「フットケア用」と書かれた靴下は、これらの特徴を備えています。

毎日足を観察し、清潔に保つフットケアの一環として、適切な靴下を選びましょう。